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研究テーマ

イオン液体中の金ナノ粒子

イオン液体は非常に蒸気圧の低い液体であり、蒸溜操作が極めて困難です。この特性を生かして、真空中においてイオン液体にアルゴンイオンスパッタを行うことにより、金属・合金ナノ粒子を調製する手法が名古屋大学の鳥本教授、大阪大学の桑畑教授らにより報告されています。この手法ではバルク金属から直接イオン液体中にナノ粒子を調製することが可能です。

我々はこの手法において、イオン液体の種類や物性値が生成するナノ粒子に及ぼす影響を研究しています。これまでの研究から、イオン液体を構成するカチオンの側鎖長や温度に対する依存性が明らかとなりました。現在、小角X線散乱法に加え、X線吸収分光法や、透過型電子顕微鏡を用いてさらに研究を進めています。

Y. Hatakeyama, M. Okamoto, T. Torimoto, S. Kuwabata, K. Nishikawa J. Phys. Chem. C 113, 3917-3922 (2009).
Y. Hatakeyama, S. Takahashi, K. Nishikawa J. Phys. Chem. C, 114, 11098-11102 (2010).
Y. Hatakeyama, K. Onishi, K. Nishikawa RSC Adv., 1, 1815-1821 (2011).

Fig.1 Outline drawing and photograph of sputtering deposition onto ionic liquids.

Fig.2 SAXS patterns and particle size distribution curves.

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