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研究テーマ

イオン液体のダイナミクス

室温付近で液体状態の塩であるイオン液体は、難揮発性、難燃性、広い電位窓、高い熱安定性、特異な溶解能等、ユニークな性質を有し、反応場や電解質などへの応用が期待されている新しい液体です。

我々のグループでは、千葉大学分析センターと共同で、イオン液体の特異性をダイナミクスの観点から明らかにすべく、NMRの緩和時間測定を中心に研究を行っています。

NMRの縦緩和時間(T1)を幅広い温度範囲で測定することで、分子(イオン)の回転的なダイナミクスを見積もることができます。磁場の異なるNMR装置を用い、液体状態のみではなく、結晶状態のダイナミクスも調べています。

M. Imanari, K. Uchida, K. Miyano, H. Seki and K. Nishikawa, Phys. Chem. Chem. Phys., 2010, 12, 2959-2967

Fig. 1 Temperature dependence of 13C NMR spectra of [C3mim]Br. At lower temperature the peaks of rigid carbons disappeared, while those of flexible carbons were still observed.

Fig. 2 Correlation times for the carbons of [C3mim]Br estimated from T1 measurements. Each carbon has different correlation time.

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